スタイルのある生活~早期退職50代男子ハタさんの試行錯誤~

公務員を退職するに至る経緯からその後の生活まで

退職から人生再建へのモデル(コラム)

(コラム)働き方改革で一番大変な人たちは、「サイレントマジョリティ」だ。

働き方改革を推進している組織で構造的に一番割を食って、大変な思いをしている人ってどんな人しょうか? 子育てしながら頑張っている人ですか?介護しながら頑張っている人ですか? 違います。 子育て世代や介護者として制度の恩恵を受けられない普通の職員…

(コラム)今、組織で我慢して仕事をしている中高年へ ~後進に道を譲りませんか。~

長年働いてきて、職場の中で自分のポジションに納得がいかない人達に呼びかけます。 仕事を辞めて、後進に道を譲りませんか? 定年延長、昇給停止などの施策が次々と打ち出されますが、50代以上の人で、仕事にやりがいがあって毎日を過ごしているという方…

(コラム)社会的課題を個人の責任にすり替える日本社会

ジャニーズ事務所、大きな問題になっていますね。 やっと、スポンサー企業がCMでのジャニーズタレントの起用を止めるなどの動きになっていますが、現在に至るまでテレビ局はジャニーズ事務者に対して厳しい態度を取れません。 見て見ぬふりをしたメディアも…

(コラム)「自分が悪い」で終わってしまう日本的思考法の問題点 ~環境を客観的に分析する態度への反発について~

私の好きなテニスの話です。 昔、ブラッド・ギルバートという選手がいました。ギルバートは、多くのスター選手と戦った比較的「才能のない」選手でした。ジミー・コナーズ、イワン・レンドル、ボリス・ベッカー、ステファン・エドバーグなどと同時代に活躍し…

(コラム)日本の経済と少子化 ~少子化を食い止められるか?~

退職準備として投資の重要性について、私の考えを述べました。 ただ、とても残念なことに、「日本の」金融商品に投資するという選択肢はありません。 日本の株などに投資ができない理由の一つに、少子化があります。 資本主義経済が発展するためには、人口増…

(コラム)先延ばしにしてきた人生の課題に手をつける。

仕事を4つに分けて考えていました。 1 重要で急ぐ仕事(重要要急) 2 重要ではあるけど急がない仕事(重要不要急) 3 重要でない急ぐ仕事(非重要要急) 4 重要でないし急ぎもしない仕事(非重要不要急) 優先順位として、どこから手をつけるか? 1の…

(コラム)「そんなこと当たり前じゃないか。」と言う人と距離を置く。

再就職は思いのほか厳しいという現状を話すと、「そんなの当たり前じゃないか。」という人が結構います。 「現実に就職活動をしてみたら「厳しい。」ということが具体的にわかった。」ということは、実際に経験した人か、そういう状況をその人の立場に立って…

(コラム)退職後の生活 ~早期退職後の楽しい人生モデル~

早期退職後の労働市場については、マイナスイメージなことを多く書いてきました。 これから退職を考える人にとっては、きっと一番の関心事であろうと予想したから、そこから書いたのですが、思いのほか、ネガティブな記事が多くなってしまいました。 人生を…

(コラム)退職すると人間関係が変わる。

職探しを始めてから、その話を身近な人にすると、「何をのんびりしているのか。もっとなりふり構わず動かないとだめだ。」と、「仕事をしていないのは、よくない状況だ。」というネガティブな反応が、明示、黙示で返ってくることが多いです。 でも、私は思う…

(コラム)退職して環境を変えると、自分自身の価値観も変わる。

仕事をしていた頃は、1日があわただしく過ぎていきました。朝起きると仕事の準備をして家を出て、仕事が終わると疲れ切って家に帰り、食事など必要最小限のことをして寝るという生活の繰り返しです。こう書くとネガティブな感じもしますが、精神的にはいろ…

(コラム)ネット上の「中高年の労働市場は厳しい」という記事について ~記事も指摘しない労働市場の問題点~

「退職から人生再建へのモデル」の本文にも少し書きましたが、大手のサイトに時々中高年の転職市場に関する記事が載ります。その多くは、企業の人事担当者や転職仲介などを生業とする人が書いたものではないかと推測されます。 1 中高年の労働市場は厳しい…

(コラム)給料が高いだけで働かない中高年

「給料が高いだけで働かない中高年」という見方が広がっています。 実際は、どうなんでしょうか? 私は、そのとおりだと思います。前職で、痛感しました。 働いている使える中高年だって、もちろん、ある程度はいます。 でも、多くは、やはり「使えない」人…

(コラム)私が考える日本の労働者生活の問題点 ~人生について考える時間も余裕もない。~

30年以上公務員生活を続けていて、常に疑問に思っていたことがあります。 1 体も頭もリフレッシュされた状態の午前中を仕事に取られる。 2 終業時間が午後5時とされていながら、5時で終わることの方が圧倒的に少ない。 3 休日や終業後の時間も、仕事…