再就職は思いのほか厳しいという現状を話すと、「そんなの当たり前じゃないか。」という人が結構います。
「現実に就職活動をしてみたら「厳しい。」ということが具体的にわかった。」ということは、実際に経験した人か、そういう状況をその人の立場に立って想像をすることをできる人にしか、理解できないと思うのですが、「当たり前」と言ってしまうと人もいる。
私には思うことがあり、「厳しい、厳しいとは言われているが、実際のところはどうなのか。」とか、「厳しいとしても、どうしたらいいのか。」ということを、経験し考えブログなどで発信したいという思いが強くあったのですが、この話をすると、「そんなことはやらなくてもわかる。」とか、「厳しいって、そんなこと当たり前じゃないか。」という反応が返ってくる。
話しているうちに、相手がいらいらしていることがわかります。
「職探しをするような人生は甘えてますか?」と聞いてみたいですが、大人である私には、そう問いかける度胸はありません。(笑)
きっと、「人と違う人生の選択をすると、多かれ少なかれ、こういう反応は経験する。」ということだと思います。
仕事をしていた頃は、周囲からこういう反応を示されると、結構気にしていたと思います。
ただ、仕事を辞めるという人とは違う選択をした瞬間から、そういうことは当たり前、「気にしなくてもいいだな。」と納得するようにした方がいい。そして、そういう人とは距離を置いていくこと。
違う側面から考えると、今まで何となく付き合ってきた人が、「そういう人」だったということに気づく機会になります。
反対に、仕事を辞めたことで知り合えた人もいますし、前から付き合っていたけど最近、意外な面に気づけたような人もいます。
人生のステージが変わると付き合う人が変わるとは、よく言われます。自分で自分の人生を選択していくと、付き合う人も変わってくるのだなあと思う今日この頃です。