前職で多忙を極めていた頃、「健康診断には必ず行くように」というお達しが回り、部下職員にも必ず行くように言っていましたが、自分は行けないことの方が多かった。健康は大事だとわかっていても、職場は慢性的な人手不足で余裕などどこにも無いような状態の中、すぐに処理しなければならない仕事も多く、気づいた時には健康診断の時間が過ぎていました。
幸せなことに両親から授かったこの体は、健康診断では長い間、異常値が出ることもなく過ごして来ました。でも、さすがに異常なまでの忙しさの中、どこまで持つのか不安を持ち続けていました。
退職してから、近所の病院に健康診断に行きました。結果は異状値は特になし。でも、血圧がやや高いと言われました。先生が丁寧に説明をしてくださって、「一つの方法として体重を落とすことを考えてもよいのでは。」とのことだったので、それからダイエットを始め、現在は退職時と比べて10キロほど痩せました。
仕事を続けていたら遅かれ早かれ何らかの異常が出ていたのではないかと思います。慢性的なストレス、睡眠不足、アルコールの過剰な摂取など、原因になるものが満載でした。
今は、ストレスもほとんど無くなり、アルコールも適量の範囲です。そのせいもあって睡眠もよく摂れます。体重を落としたせいで、実感として体が軽くなり、ほとんど持病と化していた腰痛も無くなりました。思わぬ副産物として、体が軽くなり、テニスで動きがよくなりました。
当たり前以前の問題として、健康はすべての基本です。
健康を害するような生活からは、できる限り速やかに離脱することが何よりも大事だと痛感する毎日です。