(原因はわかりませんが、この記事が昨日(R6,2,20)消えてしまいました。記憶の限りで再現します。)
退職しようとした時、最も心配になるのがお金の問題です。これまでも書いてきましたが、50代で転職をして前職よりも多い給料をもらうことは、相当難しいと思います。
そういう社会や現実については、大きな問題があるとは思います。
でも、私が伝えたいのは、そんなことではなく、その現実を前提にどうしたらいいかということです。退職をした場合に、その後の人生でお金を稼いでいく方法は、いくつかあります。すぐに思いついてカッコいいものとしては、副業や起業などがあります。ただ、これらは「できれはいいけど、難しい。」と思います。私が、最も現実的なのは、投資をすることだと思います。
私がこれまで投資をして、現在どうなっているのかを書いてみたいと思います。
私の投資の方法は、アメリカの投資信託(インデックスファンド)に投資をする方法です。考え方などは、これまで何度も書いてきました。
これが、退職をしてから、どうなったのかというと、・・・結論的には順調です。
投資している投資信託の基準価格は1年で3万6千円から4万7千円になりました。運用利回りは30パーセントを上回っています。この結果は、私自身ちょっとびっくりです。もちろん売却した場合には、税金がかかってきますが、それにしてもすごい運用益です。
1000万円を投資していれば、税引き前では300万円を超える利益が出ていたことになります。
もちろん、この状態が未来永劫続くわけではありません。暴落のリスクもあります。
でも、私の投資の経験は30年近くなりますが、結論的には凸凹はありますが投資した資産の価格は右肩上がりです。
他方で、現在、日本株が好調で日経平均はバブル期に迫る勢いであるというニュースが流れています。基本的には肯定的な論調で報道されています。でも、これはおかしい。
バブル期に日本の投資信託を購入していたら、30年を経てやっと元の価格に戻ったということです。利益は全く出ていない。
それに対して、アメリカ株はサブプライムローン問題やリーマンショックの際に大きく値を下げたことはあっても、それでも基本的に右肩上がりです。我々が個人で投資をする際には、真剣に考えてみるべきポイントだと思います。
もちろん、日本国として考えれば、国民の投資資金が海外に流れるのは好ましいことではありません。だからこそ、「バブル期以来の高値」と言って、日本株に資金が流入するように誘導しているのだと思います。でも、日本の株式はバブル以降全く上がってこなかった訳です。そこに自分の資産を入れるかどうかは、相当慎重に考えた方がいい。
私は、現在再就職をしましたが、その給料では月々の支出を賄うことはできません。でも、投資で出る利益を考えたら、相当の余裕があります。アメリカの経済情勢によっては投資したものが値を下げることもあるかもわかりません。でも、10年スパンで見たら、上がっていく可能性が高いと考えています。
今回は詳しくは述べませんが、日本とアメリカの経済構造の違いや、資本主義の根本的な理解からしたら、アメリカ株は上がっていくのが自然だと思います。
退職してから1年半、振り返ってみて、経済的な基盤はできたということでいいかなあと思っています。