スタイルのある生活~早期退職50代男子ハタさんの試行錯誤~

公務員を退職するに至る経緯からその後の生活まで

2022-12-01から1ヶ月間の記事一覧

私の投資における「リスク分散」の考え方(2)~真面目に働いているけど貯金しかない人へのおすすめ~

例えば、日本の株式だけに投資していると不景気で株式が下がってしまったときには、資産を減らしてしまうことになるから、色々な国の株式に投資しましょうと言われます(地域リスク)。 ただ、この考えには、注意が必要だと、私は思います。 理屈ではそのと…

三井記念美術館の円山応挙「雪松図屏風」がおすすめ

久しぶりの行動制限のない年末年始ということで、街は人で溢れています。感染者も急増していて心配ではありますが、そんなにステイホームばかりもしていられない。 そこで、人が大挙して押し寄せていなさそうなところはないかと考えて、三井記念美術館(東京…

私の投資における「リスク分散」の考え方(1)~真面目に働いているけど貯金しかない人へのおすすめ~

普通に働いていては大した収入が得られない今の世の中、収入を補うという観点からも、貯蓄だけでなく投資をすることが必要不可欠です。 投資については、以前から書いてきていますが、投資にはリスク分散という考え方があります。 hatasan2.net hatasan2.net…

今年のまとめと人生の抱負~仕事を断捨離してミニマルな生活へ~

あと少しで今年も終わりです。 五十数年生きてきて、今年は「退職」という最も大きな変化のあった年でした。 話は違いますが、前にこのブログに書いたとおり、私はゆるいミニマリストをめざしています。 hatasan2.net モノを少なくしたいと考え出したのは、…

人生をどうしたらいいかは「自分」が知っている話(仏教の自灯明、法灯明)

人生は停滞したり動いたりの繰り返しです。 退職前は仕事に忙殺されるような環境で、長い間過ごして大きな閉塞感を感じていました。人生としては長く停滞していました。 今年7月末に退職という大きな動きがあり、その後その勢いでいろいろ試してみています…

自分の人生を生きるには ~一人時間が重要性~

退職して人生を大きく変化させようと、いろいろ考えてはいるんだけど、なかなか決断できませんでした。 退職したいと漠然と考えるようになってから、実際に退職するまで20年以上の時間を要しました。お金の問題とか、メンタリティーの問題もありましたが、…

「人に迷惑をかけないよう頑張る」という考えは捨てた方が楽になる。

2億年以上前から繁栄を極めた恐竜が絶滅したのは6500年前、大きな環境変化に対応できなかったためと言われます。氷河期か隕石の衝突か日照りかはわかりませんが、そういうものに対応できなかった。 今に生きる我々も同じだと思うことがよくあります。 …

ミニマムな生活 ~年賀状の断捨離~

年末が近づいてきて、年賀状を書く季節になってきました。今年は、年賀状じまいというのが話題になっています。でも、私には関係ありません。なぜなら、もう30年近く年賀状は出していないからです。 昔は「ミニマリスト」という言葉もありませんでしたが、…

学問のススメ 炎上させるのではなく、議論することの重要性

ワールドカップも終盤です。 ビールを飲みながら、「そこで選手交代だろー」とか「何でそこでシュートしないんだあ」とか言いながらスポーツ観戦するのって、楽しいです。 そんな昭和なオヤジは、息子たちからするとうるさいらしく、「じゃあ。自分でやって…

人手不足が原因の一つで起きた保育園園児暴行事件で、保育園はもっと忙しくなる。

1 保育園だけではない。今の組織の問題点 保育士の園児暴行事件が耳目を集めています。少し前には保育園のバス園児放置事件もありました。 事件を起こした人の不注意、自覚不足、故意などが直接の原因であることはもちろんなのですが、いつも指摘されること…

ねこが好きになった。

犬派、猫派というのは、決着が付かないけど重要な問題です。 私は、犬も猫も大好きですが、最近はやや猫寄りです。 出会いでは犬との出会いの方が早く、予備校生時代、叔母の家に下宿させてもらったとき、3匹の座敷犬がいました。プードルが2匹とダックス…

休職した時、退職の決断の時、釈迦の教えはありがたかった。

うつ病で精神科に通いながら、随分本を読みました。振り返ってみると、人生で本を読むいい機会になったのかもしれません。 休職しているときには、何とか回復へのきっかけがほしくて、難しくても哲学や宗教の本を読んだりもしました。 様々な本を読んでみま…

うつ病を機会に心理学を学んで、ストレスフルな職場にも耐えられた話

平成12年末からうつ病を患い、令和4年7月いっぱいで退職するまでの間、実に22年、我ながら、よく頑張ったと思います。 体調を崩してからは心の支えにするものがほしくて、いろいろな本を読み漁ったりしました。心理学、哲学、宗教などの分野は、振り返…

変わってしまった職場を辞めて、前向きに生きていく決断をした。

私は、国の機関の公務員として働いていました。 問題点も多く感じていましたが、長い職員生活で組織にもとてもお世話になったと思っています。大きな出来事としては、うつ病を発症したときに病休を取り、休職をさせてもらい、その結果10年以上かかったとは…

うつ病から完治、その後の退職を経験して、優しく生きようかなと思う現在

1 周囲に合わせて生きるという価値観がメンタルをむしばむ 今の世の中、「他人の評価を気にして、周囲に合わせて生きる」ことで、生きにくくなることが多いです。精神的に参ってしまう人もたくさんいます。 私も、そういう生き方をして、うつ病になってしま…

退職のススメ:「退職した人の末路」はどうなるのか?

「退職したい」と思って、ネットの情報を見る人は多いと思います。 私は、「退職したいと思ったら考えるべきこと」とか「・・・で退職した人の末路」とかいう記事があるとつい読んでいました。また、「●●歳でFIREするには●●万円必要」とかいう記事も気になっ…

チャレンジする心を忘れないために、メンタル弱くても退職のススメor御誘い

年功序列、終身雇用の終焉と言われるようになってから随分時間が経ったように思います。企業の視点から年功序列、終身雇用がうまく行かなくなっているのは確かです。 でも、働く人の側から見れば、状況は全然変わりません。 公務員、会社員の仕事を辞めたら…

「働かないおじさん」化することへの恐怖、退職してチャレンジすることのススメ

定年延長がされ、年金の支給の後ろ倒しが検討される中、「働かないおじさん」が問題になっています。 大体共通して言われるのは、「体力が無くなって無理がきかない」「自分より若い人が上司となってやる気が出ない」「がんばったところで給料は変わらない」…