スタイルのある生活~早期退職50代男子ハタさんの試行錯誤~

公務員を退職するに至る経緯からその後の生活まで

ねこが好きになった。

犬派、猫派というのは、決着が付かないけど重要な問題です。

私は、犬も猫も大好きですが、最近はやや猫寄りです。

 

出会いでは犬との出会いの方が早く、予備校生時代、叔母の家に下宿させてもらったとき、3匹の座敷犬がいました。プードルが2匹とダックスフント1匹

ブランド犬ですが、まあ、はっきり言って「バカ犬」で、3匹ともできるのは、最大限で「お手」のみ。それも何か食べ物がほしいときだけ。

無駄吠えはするし、言うこと聞かないし、動物の死骸は持ってくるし。どうしようもない犬たちでした。

 

散歩に行くときは3匹で阿鼻叫喚の大騒ぎ。リードをつけなきゃ散歩に行けないのに、興奮してリードをつけさせないような、残念な犬たちでした。風邪をひいて寝ていると、布団の要所に一緒に乗っかるものだから、私は、ガリバーが地面に固定されたみたいになってました。今日は静かだなと思っていたら、3匹で協力して窓を開けて脱走していたこともあります。

でも、かわいかったです。

夜帰ってくると、玄関で待っていたり、家にいるときは必ず近くにいて、必ず体の一部をくっつけていたり、・・・。

このときから長らく私は犬派でした。

 

ねことの出会いは、5年ほど前、離婚して現在のマンションに引っ越してきてからですから、随分最近です。

当時、マンションは規約で犬とか猫は飼えないことになっていたので、飼ったわけではないのですが、マンションの周りに地域猫がたくさんいました。毎日餌をやっている人がいるみたいで、なんとなく満ち足りていて、ごみを漁ったりすることなく、地域と共生している感じを受けました。

 

でも、2年間くらいは、まったく興味もなく過ごしていたのです。

ところが、当時、猫好きの人と付き合いがあって「もふもふした小動物がかわいい。特に猫がかわいい」と繰り返し吹き込まれていました。そのタイミングで、夜仕事から帰宅していたら、1匹のハチワレ(白黒の猫)が寄ってきて、足に頭突きをしていきました。

後から知ったのですが、頭突きって、猫の愛情表現らしくて、その後は会うたびに背中をなでてやったり、話をしたりするようになって今に至ります。

彼?と出会ってから、少し猫派になりました。

会うとこんな感じです。

 

 

それからしばらくして、違う縄張りで、2匹のペア猫とも出会いました。

ハチワレとグレーの猫で、いつも2匹で行動しています。親子なのか、夫婦なのか、あるいは・・・関係はわかりません。

この2匹は、目つきは悪いし、長い間、こちらが近寄っても睨んで向こうからは近寄って来なかったのですが、ある時日向ぼっこしていた時に話しかけたら、少しずつ距離をつめてきました。2匹だからでしょうか、1匹が近づくともう1匹が更に近づくということを繰り返し、ついには2匹が足元にくっついてしまいました。

最近でも、必ず近づいてくるわけではないのですが、気が向くとにゃあにゃあ鳴きながら、近づいてくるのでなでてやっています。

日向ぼっこのときはご機嫌です。

 

 

最近では、3匹とも本当にかわいくなってしまい、出かけるときはできる限り彼らの縄張りを通って、姿を探してしまいます。

 

飼い猫とは違って、目つきは鋭いですし、気が向かなければ見向きもしなかったりします。でも、確かに少しずつ慣れてきていて、本当にかわいいんです。

「うぜえなあ」という感じで、でも鳴きながら律儀に寄って来る。

 

最近気づいたことがあります。縄張りを通って出会う時は、必ず正面から歩いてきます。出会い方が大体いつも同じで、私の前方に猫がいて、彼らが偶然前から歩いてくる。

本当に偶然なのだろうか???

 

実は、猫の方が先に私に気づいていて、偶然を装って出会っているのではないだろうか???

疑いながら、今日も「偶然会える」ことを願って、歩いています。

 

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