今、考えていることは、「これから、どうしようかなあ。」ということ。
一昨年7月に早期退職してからもうすぐ2年が経過します。そして、7月の誕生日で今年60歳(還暦)になります。
振り返ってみると、退職してから半年は社会的な活動は全くせず、ひたすら体を休めました。その後10か月ほど求職活動をして、現在の職場で働いています。週に4日、パート労働者です。半年ほど働きました。
現在の生活に不満があるかと言うと、特にありません。仕事は、そこそこ面白いし、投資もまずまずうまくいっているし、贅沢を言わなければ、これから食うに困ることはなさそうだということは、ここまで生活してみて、はっきりわかりました。
退職という自分の人生における大きな変化を経験したものの、最近、落ち着いてきている。高望みしなければ、このままでもいい。
でも、最近、何か違う気がしています。「自分の人生これが続いていいのかな?」、「もっと何かできるのではないか?」と考えることが多くなってきました。
今働いている教育業界については、初めての経験で得るものも多いし、新鮮な出会いもある。でも、この業界でこのまま頑張っても、前職の時のような組織や制度の根本を考えるようなポジションに就くことはもう無いと言ってもいいと思います。
他方で、退職から2年で大きく変わったことは、時間ができたことです。時間ができたことで変わったことは、
・本を読めるようになったこと
・いろいろな人と食事に行ったりする機会が増えたこと
・ブログを書いたり、生活に瞑想を取り入れたりして、自分の考えを整理する機会ができたこと
・規則正しく生活し、適度な運動ができるようになったこと
などです。
そういう生活をしていると、自分の心の声のようなものに向き合うことになります。これは、退職当初は予想していなかった大きな変化です。
心の声と接して気づいたのは、退職してから現在の落ち着いた生活を構築することは一つの目標ではあったけれど、次の目標がまだあるということでした。「人生の最終目標」かもしれません。それが何かということを含めて、もっと考えないといけない。と言うか、考えたいという気持ちが強くなってきました。
現時点で考えているのは、ここまでの経験をまた別の形で今後の人生に生かしていけないかということです。
現在の仕事は長くても年内に辞めようかと考えています。
その上で、前職を退職して、無職の期間を経て再就職という経験で気づいたことなどを、それを必要としている人に伝えていく機会を作れないか?このブログでも、かなり詳細に書いてきましたが、さらに深く掘り下げて伝えられないか?
例えば・・・。
・退職をする準備として必要不可欠な投資について、「なぜ投資をした方がいいのか」という根本的な考え方を掘り下げて伝えたり、私が持っている銘柄、金額、利回りなどを具体的に伝えたり、
・求人を出している企業の具体的な事情や考え方を更に忌憚なく語ったり、
・再就職をして気づいた求人側の問題点、求職側の問題点などを公平な観点から本音で分析したり
そういうことができないかと考えています。
このブログの更新は少し間が空きました。それは、こんなことを考えていたからです。
単純にFIREして終わりでもなく、かと言って再就職や次の人生の展開にいたずらに悩むこともなく、力を抜いて将来を模索していく方法はないのかを、更に試行錯誤しながら考えていきたいと思っています。