前の職場にいた時には、常に目の前の仕事が忙しくて、なかなか人生について考える時間がありませんでした。
このブログを読んでくださっている方には、「理想の人生」のイメージを聞いてみたいという衝動を覚えたりもします。
仕事に忙殺されていた頃に考えていた理想の生活像は、
1 仕事上の異常なプレッシャーや仕事量に押しつぶされない。
2 家族の健康、あるいは介護などの問題に向き合う余裕を持てる。
3 楽しいことをする時間がある。
4 自分の人生に向き合う時間がある。
というような、その時の生活ではできなかった不満なことを裏返しにしたものでした。
でも、早期退職をして、実際に時間ができてみると、1~4はすべて自分の人生を普通に生きるための条件であって、「理想の生活(人生)」とは呼べないことに気づきました。
「理想の人生というのは、1~4までの条件を充たす生活ができたとして、具体的にどういうイメージなの?」ということです。
どういう人生が理想かは人それぞれですが、・・・。
私は、自分の人生を自分でデザインできる人生ということだと思います。これまでの人生をベースにしつつ、でも仕事などに時間を取られすぎたりとらわれたりせず、これからの人生はどうしたいのかを、時期に応じて自由に考えていきたいと思っています。
このブログに書いてきたとおり、私は前職を辞めて再就職をしました。給料は激減しましたが、他方で得難い経験もさせてもらっています。また、退職後2年が経って、経済的には大きな心配はなく暮らしていけることも実感としてわかってきました。
そこで、現在の目論見としては、
現在の仕事を年内を目途に辞め、その後は、ここまでの経験を生かした仕事をすることを模索しようと考えています。そのための準備は現時点ですでにスタートを切っています。
まだ、どうなるかはわかりません。でも、再度新しいことにチャレンジすることで、さらに具体的な人生の理想像も見えてくるかも知れないと思っています。
振り返ってみれば、退職後すぐの頃は、「50代での再就職は厳しいと言うけれど、実際どうなのか」、「退職してからどうやったら生活していけるのか」を実際に体験してみようと企てていました。新しい経験をすることへの期待もありましたが、不安でいっぱいだったのを思い出します。
現在も同じような心境です。
ブログの更新をさぼりつつ、いろいろ考えています。