スタイルのある生活~早期退職50代男子ハタさんの試行錯誤~

公務員を退職するに至る経緯からその後の生活まで

くつろぎ空間を作るために、ミニマムな生活をする。

ミニマムな生活をするのが気に入っています。

前にも書きましたが、私はミニマムにすること自体が目的なのではなく、ぎりぎりまでモノを減らすことで生活の質を上げることを目指しています。

 

おしゃれなフロアランプを購入したのに、部屋が散らかっていておしゃれに見えない。いい感じの小物を手に入れたのに、モノが多くて飾るところが無い、更に言えば、飾ること自体を忘れてしまっている。

こういうことって、ありませんか?

 

自分の持っているモノを全部出してきて広げて見なくても、頭の中で管理できるようになってくると、生活に自分なりのスタイルが出てくると思います。

モノが溢れている家は、モノの中身は違っても、家に入った時に受ける印象は大体同じです(もちろん、手間暇をかけて多いものでおしゃれに暮らす人もいますが、例外的です。)。でも、モノが少なければ、そこにある家具や小物などに個性が感じられるようになる。

 

玄関を整理して、靴は全て靴箱に入るようになれば、モノを置かなくて済みます。そうすると靴箱の上などのスペースが空く。そこに小物を一つだけ飾ってみると、いい感じになります。香を焚いてもいい。

お風呂を片づけて、最小限のモノにすると、体を洗う洗い場ではなく、くつろぎ空間になって体のみならず気持ちも清々しくなる。

キッチンに余計なモノが無くなると、鍋ややかん、皿などのデザインがクローズアップされて、ステンレスの鍋がスタイリッシュに見える。

リビングの机の上にその時に必要なモノしか無くなると、今やるべきことに集中できるようになる。ブログの執筆、読書、食事・・・そういうことを「やっつけ」感なくきちんと丁寧にすることができるようになる。

クローゼットの中に余裕が出てくると、たくさん服を持っていた頃よりも、センスのいい服装ができるようになる。

 

生活の質が、段違いに向上することを実感できると思います。

 

仕事が忙しくて片づける暇もないとか、そういうことを考える余裕がないという人も多いと思います。自分自身がそうでした。

でも、そういう環境に置かれていれば猶更、生活をミニマムにすることを考えてみてもいいと思います。やらなければならないことが激減します。

なにより、何のために働いているのかも見えてくるのではないか、そう思います。