スタイルのある生活~早期退職50代男子ハタさんの試行錯誤~

公務員を退職するに至る経緯からその後の生活まで

シニア男子のライフスタイル(2) ~「衣食住の衣=服」について~

1 本当に気に入った服だけにする。

多くのミニマリストの方の本を見ていると、本当に気に入った服(一軍の服)だけを残して他はすべて処分するということが書かれていたりします。

方向性としては、私も全く同感です。

 

ただですね。ライフスタイルの本を出したりサイトを運営しているような女性と比べると、私は「これだ!」という自分好みの服があるわけではありません。

そこで、男性向けのファッション雑誌やサイトなどを参考にしようと見てみると、例の「シニア男性は趣味を深め、金をかけた服を着る。」というバイアスが明らかにきつい。本気で参考にしたら、年取ったオタクかコテコテの成金おやじって感じになりそうです(モデルさんと自分は違うことを強く再認識)。

女性向けのファッション誌だと、もちろんブランド物もありますけど、シンプルなもの特集みたいなものがあったりするのに、やっぱり男性(それもシニア)だと「趣味に金かける」っぽい感じになっちゃう。

だからと言って、自分のファッションセンスだけで世の中渡っていけるほど甘くはないということは、私もわかっています。

 

だから、数少ないシンプルな男性ファッションを奨める人のサイトを見たり、息子の身に着けているものをさりげなく盗み見たりして参考にしました。

そうしてたどり着いた結論は、「自分が小ぎれいに見えて、できれば少しカッコよく見せるためには、オーソドックスな服をそろえるのがいい。」ということでした。実にシンプル。

 

2 私の現在の考え方

基本的な発想として、以下のとおりです。

 ・不必要に金はかけない。

 ・高価な服より、低価格でシンプルな服を買って、わりと頻繁に更新する。

 ・服自体が立派なものよりも、自分を引き立ててくれる服を選ぶ。

 

この基準で服を取捨選択していった結果、私の場合、気づいてみたら、多くは無印良品でした。

年を取るにしたがって、肌や体形は劣化していきます。これは自然の摂理です。だから、服自体が主張するブランドの服は、その自分の劣化を目立たせるように感じます。

むしろ、洗濯などメンテナンスの行き届いた白いシャツや黒のコートやスーツなど服自体が主張しないものの方が中身の人間を引き立ててくれます。

そう考えると、価格の高い服は必要ありません。

 

また、メンテナンスの観点からは、1~2年で服を更新していきます。「一生着られる質のいいコートを買いましょう。」とか「シャツは質のいいものがいい。」と言う人もいます。そういう人の意見を否定するつもりはありませんが、私は自分の今のセンスで一生モノを選べるとは思いませんし、質の良いものを長期間使うよりも短期間で更新していく方が服の劣化もなく小ぎれいに見える。違った服を着るという変化も楽しめます。

 

時計など「ちょっとした小物」には多少お金をかけるという楽しみはあってもいいと思いますが、それもあくまで「多少」です。

 

服を更新する過程で、クローゼットの中がどんどんミニマムになっていくと、とても気持ちがいい。

 

3 具体的に持っているもの

(1)下着など

 4セット(シャツ、ソックスなど)のみにしています。半年に1回は買い替えます。

(2)シャツなど

 ボタンダウンワイシャツが3枚。おなじくセーターが2枚(クルーネック(丸首)、タートルネック

(3)アウター

 チェスターコート、スプリングコートを各1着。

 なお、これ以外にバッテリーで温めるヒートベストを持っています。仕事で外に立っているときに使うので。真冬はこれとチェスターコートを組み合わせて着ますので、ダウンジャケットは処分しました。

(4)フォーマルウエア

 スーツを2着。

 今はほとんど使っていませんが、これからの人生の展開によっては使うので。

(5)くつ

 革靴3足、運動靴3足

 くつは、少し多めかなと思っていて、状況を見て革靴、運動靴ともに1足ずつ減らしたいと考えています。ただ、趣味でテニスをしていたり、ランニングなどもしているので難しいところです。

 

4 まとめ

大体、こんな感じです。

イメージとしては、こんな風に書き出せるくらいの量に減らすのがいいのではないかと思います。