最近、人間関係について思う事があります。
今の日本の価値観では、人間関係は何と言っても「家族」が基本です。だけど、年を取るにしたがって関係性は変化していく。だから、語弊を恐れず言えば、家族だけに頼るのはある意味リスキー。
家族は大事じゃないと言っている訳ではありません。だけど、家族にもそれぞれの人生がある。夫婦も子どもも親も自分の所有物ではありません。だから、それぞれの判断で関係が疎遠になることもあるし、近くなることもある。ごく自然なことです。
私は離婚していますし、子ども達も成人して親から離れています。おそらく、これから彼らとの距離が今以上に近づくことはないでしょう。そうすると大切になるのは家族以外に現在関わりを持っている人や、これから関わりを持とうとする人ということになります。
政府の方針に従って70歳まで働く人は、そこまでは職場の関係があります。ただし、ある企業の研修の講師の方は「職場での関わりは、通常2年続けばいい方です。」とおっしゃっていました。
自覚的に人との関わりを大切にしなければ、人間関係は2年で消滅するということだと思います。
自分自身は、現在、わりと多くの人と関わっています。食事に行ったりできる深いコミュニケーションを持てる人がいます。年齢、性別を問いません。
若い人で困っていると連絡をくれた人とは万難を排して会います。「趣味を一緒に楽しみませんか」と言ってくれる人がいれば、できる限り調整をします。なんとなく「定期的に会いませんか」と言う人にはうちに来てもらうこともあるし、外で食事をすることもあります。
ちなみに嫌いな人には会いません。(笑)
私は大人数で騒ぐよりも1対1あるいはごく少人数できちんと話をするのが好きです。
現在の自分自身のイメージですけど・・・。
人はそれぞれ人生という道を走っている。そして、その道が他の人と重なったり、近くなったりすることがある。人生を並走する瞬間です。そういう瞬間を多くの人と持てることが人生の深みや楽しさにつながるんじゃないか。そう感じています。
象徴的なことがありました。半年ほど前、若い頃職場で一緒だった人と30年ぶりに会いました。それをきっかけに付き合いが復活しました。今、彼とは今後の人生でやりたいことについての話をします。2人とも日本酒が好きだから、一緒に飲みに行ったり、いいものが手に入った時にはどちらかの家に行ったりもします。住んでいるところは東京と四国ですけど。
随分長い間、違う道を走っていたけれど、また並走するようになったイメージです。
これからも色々な人間関係を楽しんでいけたらいいな。
