スタイルのある生活~早期退職シニア男子ハタさんの試行錯誤~

公務員を退職するに至る経緯からその後の生活まで

シニア男子のライフスタイル(3) ~「衣食住の食=3度(2度)の飯」について~

1 好きでも料理はめんどくさい。

多少の自慢を含めて言うと、私はシニア男性としては料理はできます。

大学時代に高校生の弟と生活をするようになり自炊が始まりました。それ以来、独身一人暮らしの時も結婚をして子育てをしている時もずっと料理はしていました。最近になって思うのですが、料理自体は好きかもしれない。

 

でも、一つの揺るがない真実として、料理は面倒くさい。片付けのことまで考えたら嫌になることも多い。ダイエットやその他の理由で今は一日2食にしていますが、それでも1日2回作って片づけてを繰り返すのは、やや苦痛です。

 

2 めんどくさくない料理とは

これまで、シニア世代の一人暮らしのモデルとならないかと考えて、色々と試してみて、ブログに書いてみたりもしました。

hatasan2.net

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これはこれで「あり」だとは思うのですが、最近は更に変わってきています。

最低限の定型的な食事パターンを作ることにしました。

「最低限」というのは、

・作る手間が最低限

・洗う(片づける)手間が最低限

・コストが最低限

ということです。

更に栄養のバランスも取れているとなおいい。

 

3 料理のプロの方の「簡単料理」はどうか。

SNSとかネットの記事とか見ると、「簡単料理」を謳うものが多くヒットします。シニア女性の方が料理を紹介するものもある。

でも、シニア男性一人暮らしだと、それでもめんどくさい。私が、めんどくさいと思うところは、以下のような感じです。

 

・小さじ●杯とか●グラムとか言われても、いちいち計りたくない。

 計量スプーンを使うこと自体めんどうだし、使えばあとで洗わなきゃいけない。重さも計りたくない。

 

・一見簡単そうに見えても、実は下ごしらえに多くの手間がかかる。

 肉や野菜を切っておいて、別々の更に入れておいて、順番に煮たり炒めたりするのは相当の労力です。動画に映っているのは下ごしらえをした後の煮たり炒めたりする部分のみだったりする。私個人の感想ですが、シニア女性の料理も、下ごしらえに手間がかかることが多い気がする。もちろん、そのこと自体を楽しんでおられたりして、そこは本当に参考になりますが、手間を省くという観点からすると、ちょっと違う。

 

・片付けの手間までは考慮されていない。

 下ごしらえに多くの料理道具を使うと洗い物が増える。油モノは洗うのに手間がかかる。

 

4 手間を感じない料理の条件と具体例

いろいろ考えた結果、「本当に簡単な料理はこんな感じかなあ」っていうのは以下のようなものです。

・調味料とか材料は目分量でいい。

・下ごしらえが簡単。もしくは、複数回の食事の下ごしらえが一度にできる。

・多くの鍋などの器具を使わない。

・油は最小限。

この中で結構重要なのは、「下ごしらえが一度にできる。」というポイントだと考えています。

(具体例1)スープの素 

スープの素を週末に作ってしまいます。

スーパーで買ってくるものは2つ。鍋の具材のセットと鶏肉(むね肉で可)。総額600円くらい。

・肉を一口大に切る。鍋の具材セットを開ける。

・4等分して、ラップで包む。

・冷凍する。

以上で下ごしらえ(4日分)は完了です。洗い物はまな板と包丁。

 

料理をするときは、

・お湯を沸かして、粉末だしを投入。

・冷凍したスープの素を投入。

最低限、これでできあがりです。味を調えたければ、少しずつ塩とか醤油を入れる。コクが足りないと感じたら、酒とかみりんを入れる。

 

ちょっと寂しいなと思えば、卵を入れたり、豆腐を入れたり、乾燥ワカメを入れてもいい。ごはんとセットで食べてもいい。雑炊にしてもいい。

洗い物は、鍋と茶碗とお箸くらいです。油は使っていないので、洗うのも簡単です。

スープを作って、ごはんとセットで食べると、スープが残ったりもします。そうしたら、次の食事に使えばいい。味変をしたら、2食分になります。

 

(具体例2) 焼きそば

具体例1よりは少し手間はかかりますが、作って冷凍してしまえば、食べるときは解凍するだけです。

スーパーで買ってくるのは焼きそばの素とキャベツ、もやし、肉です。焼きそばの素の袋に書いてあるとおりに作ってもいいのですが、上手にできたためしがありません。

作り方のおすすめは、「家政婦の志麻さん」が紹介しておられるやり方です。ざっくり言えば、肉と野菜を別々に炒めてあとで麺と合わせるやり方です。「家政婦の志麻さん」「焼きそば」のキーワードで検索したら、いくらでも見ることができます。

滅茶苦茶上手くできます。

なお、本当は志麻さんのやり方では途中で味を調えたりするところもありますが、そういう細かいところは無視。添付の粉末ソースで十分です。

できたら、小分けにしてラップに包んで冷凍しておきます。

焼きそばだけで食べてもいいし、おかずにしてもいい。

 

結論を言ってしまえは、冷凍庫を活用するということ。

「何だそんなことか。」という感じですが、小分けに冷凍しておけば、その都度下ごしらえをする必要がありません。また、味付けは不要(焼きそば)もしくは適当(スープ)なので楽です。

洗い物も最小限だと思います。

 

5 まとめ

退職して生活に余裕ができたこともあって料理もいろいろ試してみています。

 

凝った料理を作ってみることもあります。

凝った料理も日々の手抜き料理も、試行錯誤しておいしいものを作ること自体が楽しみです。それがダイエットや、さらなる時間の余裕を作ることに役立ったら、一石二鳥、三鳥かなとも思います。

シニア男性の一人暮らしは楽しい。