公務員の頃は、毎日がストレス。長時間勤務、休日勤務や泊り勤務など命を削って生活していたと思います。半面、余程のことがなければ「定年まで勤めるんだろう」、そう思って働いてきまたのも事実です。
「無事定年まで働いて、再任用されて65歳まで働いてから、悠々自適の生活」これが公務員として働いていたころ描いていた人生のイメージです。
でも、仮にそのとおりに65歳まで過ごしたとして、それからの人生ってどうなるのでしょうか?
「悠々自適」の人生って、どんな人生なのでしょうか?
65歳で年金をもらうようになってからの人生、趣味に生きるか、家族と旅行三昧をするのか、・・・。それって、自分の求める人生なのだろうか?
だって、単純に考えて、65歳になっている訳ですから(5年で70歳)、体力も落ちてきているし、そこから何かを始めると言っても何ができるのでしょうか。
何歳になってもチャレンジできることは全く同意しますが、いたずらにチャレンジを先延ばしにしているようにも思います。
加えて、退職時のすり減るような生活を考えたら、健康なまま定年を迎えることができるのかもあやしい。
考えてみると、定年まで無事勤めあげて、悠々自適の生活をするというのは結構恐ろしい妄想のように思えます。組織にいいように利用されているだけじゃないだろうか???(←考えすぎですかね?)
退職して初めて、これからの人生をどう過ごしたいのか、じっくり考える機会を得ました。人生を自分の思うように再構成するには早期退職をして、本当によかったのではないか、最近は強く思います。
収入の柱を複数作ることが目標と以前にこのブログに書きましたが、一つ一つは小さくても収入の道が複数できたら、人生には余裕ができると思います。更に、そういう生活基盤作りながら、自分のやりたいことを模索するのは、職場にいてはできないと思います。人間関係、経験も限られますし、勉強時間もとれません。
以下現在の生活です。
今は、(1)ブログ、SNSなどについて、勉強中です。
ネット関係は、結構めんどくさいのは事実です。このブログを立ち上げるのも、正直、それなりに苦労しました。
でも、今このブログを書きながら思うこともあります。始めてから半月ほどですが、初めて経験するネットでの情報発信はとても新鮮です。私のつたない情報発信にも読者になってくださったり、スターマークを付けて反応してくださる方もいて、それだけでもありがたく、当初心配していたモチベーションの低下は一切ありません。どうやら続けていけそうです(笑)。
(2)ゆるくミニマムな生活を模索しています。日々の生活は、規則正しい生活を維持しながら、心地いい質の高いライフスタイルを目指して、生活そのものを楽しむようにしています。
ミニマムな生活については情報発信が溢れていますので、本当に参考にさせていただいています。みなさん素敵な生活を送っておられますよね。おかげさまで自宅が驚くほど快適になりましたし、支出も減って助かっています(笑)。
(3)文化に積極的に触れています。現在は、収入がないという絶好の(?笑)機会なので、「お金をできるだけ使わず」というテーマで、いろいろな展示などを見て回っています。また、半端なく読書もできています。
以前に紹介させていただいた東京都新宿区の漱石山房もその一つです。芥川龍之介の印象が激変しました。発表当時評判が芳しくなかったという「羅生門」読み返しました。やっぱり、いいですね。
23区の歴史資料館すべてを見て回るのもいいかなと企てています。いくつか見て回りましたが、勉強になるのはもちろんのこと、必ず意外なこととの出会いがあり、興味の幅が広がります。大学で資料館を公開しているところもあります。
週に1度は必ず何かを見たり体験したりしているので、機会があれば、また紹介できればいいなと思います。
本は基本的には図書館で借りています。ヘビーユーザーです。
いろいろ新しいことに触れたり、チャレンジしながら、(4)次に働くことも考えています。これはまだ行動に移していないので、現時点では秘密ですが(笑)、将来的には紹介できればいいなと思っています。