退職後(R4.8.1~)に、まずやったことは、もちろん休息です。
暑い時期だったこともあり、外出はほとんどしませんでした。
出勤していたころの癖で、朝は5時前に目が覚めていました。
3月に退職を決断して職場の上司にもその意向を伝えた後も直属の上司は極めて理解があり、よく聞くような問題は一切ありませんでした。
ただ、仕事はやはりきつく、退職を伝えたことである意味緊張が切れたところがあったのか(まだ4カ月以上勤務しなければならなないのに)眠れなくなり、体力的にきつくなっていました。その機会に精神科に通い始めました。
メンタル不調の可能性もあったので、そうなる前に早めに受診をしてよく眠れるようになる薬を処方してもらいました。おかげで4か月を乗り切ることができました。
8月中は、当初の予定どおり、処方してもらった薬を最大限活用して深く眠り、とにかく疲れを抜くようにしました。
7月末までの疲れは溜まりに溜まっていました。有給休暇もかなり余っていたのですが、周りの「人の仕事まで引き受けて頑張っている人」に迷惑をかけたくなくて、結局一切消化せず退職しました。職場としてはかなり問題ありですね。
1か月ほどで、やっとこびり付いた疲れが剥がれてきたような感じがしたのを覚えています。
疲れをとりながら心がけたのは、規則正しい生活をすることです。健康のため、運動も毎日して、きちんとしたものを食べるようにしました。
退職前、緊張から逃れるために飲んでいたお酒でしたが、そういう飲み方はしなくなり、酒量は激減しました。
それから、退職で時間に余裕ができたので、更に生活をシンプルにしようと思いました。仕事をしていた頃から思っていたのですが、家の物が多ければ多いほどやることは増えますし、出費も増えます。これからはそういうもの(物)に振り回されず、やらなければならないことを最小限にしようと考え、家の整理に着手しました。
もともとそれほど物は多くはなかったのですが、減らそうとすれば本当に減らすものはあるもので、1か月ほどで本当に物が少なくなり、家の中が整理されてきて、居心地が劇的によくなりました。決して「ミニマリスト原理主義者」ではないのですが、「ゆるーいミニマリスト」を目指しました。
副次的効果として、目論見通どおり支出も減りました。物を減らすと支出が減ることは、たくさんのミニマリストの方々がブログ、YouTubeなどで積極的に発信しておられますが、そのとおりでした。
仕事から解放されると、「やることがなくなる」とか「将来への不安で押しつぶされそうになる」とか「寂しくなる」などと言う人がいましたが、全然そんなことはありません。体調を整える、家の居心地を良くして環境を整えるという当面の目標設定をして毎日手を動かすことで、精神的にも安定した生活をすることができます。
もちろん、収入をどうするかなど長期的な課題はあります。
それは2年くらいをかけて、じっくり準備していきたいと考えています。